1: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:49:33.38
1月17日に、内閣府は「中長期の経済財政に関する試算」(略称:中長期試算)を公表した。この中長期試算は、毎年1月と7月頃にアップデートすることになっており、今回も慣例で、来年度予算案がまとまったのを受けて、2029年度までの経済成長率や財政収支などに関して試算結果を公表した。

その中で、注目される指標の1つが、公債等残高対GDP比である。目下、政府は、2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を政策目標としており、基礎的財政収支も注目される指標の1つだ。

ただ、基礎的財政収支が赤字でも、公債等残高対GDP比が低下しさえすれば、財政は何も心配ない、との見方がある。

公債等残高対GDP比の上昇が止まらなければ、まさに文字通り雪だるま式に政府債務が増える状況となる。しかし、増税せずとも公債等残高対GDP比が低下するなら、財政赤字を多少増やしても大丈夫、と言いたいのだろう。

ちなみに、中長期試算で公表されている「公債等残高」は、OECDなどから公表されている「政府債務残高」とは、微妙に定義が異なる。公債等残高は、国と地方自治体の対象となる会計の債務残高だけが含まれるが、政府債務残高はそれより広義で、社会保障関係の債務も含まれる(ただし、財政投融資など公的金融機関の債務は含まれない)。「対GDP比で200%を超える」と言われるのは、政府債務残高の対GDP比で、冒頭のグラフにもあるように、公債等残高は、それより狭義だから、対GDP比で200%を超えてはいない。両者の違いは、対象となる債務の定義が異なるだけである。

では、公債等残高対GDP比は実際に低下しているのだろうか?

結論は、冒頭のグラフに示されている。

内閣府の中長期試算は、前述の通り、年に2回更新されている。今回の2020年1月試算から遡ること3年半前の2016年7月試算では、公債等残高対GDP比は、(現在のGDPの基準に換算すると)2014年度末(決算)に184.6%だったが、2016年度末に187.9%まで上昇すると見込まれるが、その後は低下してゆくと見込まれる結果を公表した。

その1年後の2017年7月試算では、公債等残高対GDP比は、2015年度末(当時の決算ベース)に186.2%と前年の見込みより低下したものの、2014年度末より上昇し、その後2106年度末には190.4%にまで上昇すると見込まれるが、その後は低下してゆくと見込まれる結果を公表した。2015年度は、「基礎的財政収支赤字対GDP比を2010年度と比べ半減させる」という目標を掲げており、政府はそれを達成すべく努力していた。見込みより低下したのはその成果だろう。

さらに1年後の2018年7月試算では、公債等残高対GDP比は、2016年度末(当時の決算ベース)に187.6%となって2015年度末より上昇して、そこから2018年度末に189.2%まで上昇すると見込まれるが、その後は低下してゆくと見込まれる結果を公表した。

2019年7月試算では、公債等残高対GDP比は、2017年度末(当時の決算ベース)に188.9%となって2016年度末より上昇して、そこから2019年度末に191.8%まで上昇すると見込まれるが、その後は低下してゆくと見込まれる結果を公表した。

こんな調子である。冒頭のグラフで見れば一目瞭然だが、公債等残高対GDP比は、試算される度に上昇修正され続けている。見事な上方修正である。2018年度末まで出されている実績(グラフ内の黒線)でみても、公債等残高対GDP比は一度も低下したことはないのだ。

そうした中長期試算で、今回出された2020年1月試算は、2018年度末(決算)に192.1%となって2017年度末より上昇して、そこから2019年度末に192.4%まで上昇すると見込まれるが、その後は低下してゆくと見込んでいる。本当に、低下してゆくことを真に受けてよいのだろうか。2016年7月試算では、公債等残高対GDP比は今頃180%程度と着々と低下していると見込んでいたが、現実には190%を超えているのだ。

では、なぜ低下すると見込む公債等残高対GDP比が、見込み違いで上昇するのか。

主因は、補正予算で財政出動するなどして財政赤字が減らないことから、公債等残高が増え続けているからである。

公債等残高が低下すると見込むのは、分子の公債等残高の増え方よりも分母のGDPの増え方が大きいからである。しかし、GDPが増える以上に公債等残高が増えれば、公債等残高対GDP比は上昇するのは自明である。もちろん、GDPが見込みよりも伸びなかった要因もあるが、それ以上に公債等残高が増えている。

全文はソース元で
1/20(月) 11:37
https://news.yahoo.co.jp/byline/takerodoi/20200120-00159632/

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

 財政収支の改善かぁ・・・。
 つまり増税って事かお?
yaruo_dousuru
まぁそういう事なんじゃないかな。
ただそれによってどんどん景気が悪化しているように思えるんだがな。






1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku




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以下2chの反応と管理人の反応です






2: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:51:13.88 ID:B0fW6Il20.net
>>1
ヘリコプター・マネーかよ
早くやれ

11: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:56:24.87 ID:IDQFoJhZ0.net
>>2
破綻論者がそんなことをするわけがない。

3: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:52:43.05 ID:NzCAX7KV0.net
また土居のおっさん適当なこと言いはじめたのか

5: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:53:46.17 ID:NkHLB2KC0.net
ニギチンのETFは早く利確して借金返済に充てろよな

10: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:56:17.96 ID:Q3qWAbzR0.net
財政関連の全ての言い訳に対して
「人口が減ってるのと可処分所得の中央値が下がってるからダメ」
で論破できる気がする

12: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:57:53.25 ID:2RxgaF7d0.net
財政心配ないんだったらもっと庶民に金ばら撒けよ
株価ばっか吊り上げて偽りの好景気演出する必要ないだろ

13: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 11:57:57.86 ID:XZ7gzGay0.net
高等教育学費無料化などで、以前は予定になかった社会保障費が兆レベルで上乗せされたりしているので、
その分歳出側での健全化は遅れてる。

16: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 12:01:52.63 ID:/IwLSyNr0.net
出生率も発表の度にもうすぐ底打ちって何十年も言い続けてたな。

26: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 12:08:15.94 ID:8CtUdQJM0.net
この見通しの甘さが日本の経済対策をおかしくしてきた。

28: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 12:22:30.95 ID:9MXJM1to0.net
これまで破綻しなかったし 大丈夫だろう

29: 稼げる名無しさん 2020/01/20(月) 12:23:06.39 ID:vgbM+YXJ0.net
>>1 では、なぜ低下すると見込む公債等残高対GDP比が、見込み違いで上昇するのか。

主因は、補正予算で財政出動するなどして財政赤字が減らないことから、公債等残高が増え続けているからである。
>
安倍政権は補正予算などで財政出動しているから、
それで財政赤字が減らないことが主な原因だそうだ。

『去年の補正予算を含めてまた新たに安倍政権は、13兆円もの大型財政出動するつもり』のようだからね。
だから、また財政赤字が減らなくて、公債等残高が増えて行くのだろうな。

なので、通常国会では、安倍政権のこの13兆円の大型財政出動を審議させるべきだろう。
国民的な議論をして行くべきだろうね。

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku




 なんだか今年か来年にも次の消費税増税の話題が出てきそうな予感がするお。
nn
いやいやそんなまさか・・・。
ないよな?




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