経団連の春闘方針、原案まとまる　「4年連続で賃上げを求める」

1: 稼げる名無しさん 2016/11/30(水) 12:25:15.50

経団連の春闘方針の原案まとまる４年連続で賃上げ求める
日本放送協会：2016年11月30日 4時06分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161130/k10010789231000.html

経団連は来年の春闘に向けた経営側の方針の原案をまとめ、会員企業には４年連続の賃金引き上げを求めるとともに、
賃上げを検討する際にはベースアップにこだわらず、介護離職を防ぐための手当の創設などさまざまな選択肢から検討すべきだとしています。

経団連の原案によりますと、来年の春闘の向けた経営側の基本的な姿勢として、
「収益が拡大した企業は年収ベースの賃金引き上げを前向きに検討することを求める」とし、４年連続の賃上げを呼びかけるとしています。
その上で、賃金の引き上げを検討するにあたっては、基本給を引き上げる「ベースアップ」にこだわらず、さまざまな選択肢から検討する必要があるとしています。

その例として、家族の介護を理由に仕事を辞める「介護離職」を防ぐための手当の創設や、
所得税の「配偶者控除」と連動して多くの企業が従業員に支給している「配偶者手当」を廃止・減額し、浮いた分を子育て支援の手当に回すことなどを挙げています。

また、働き方改革への対応として、基本給は変えないまま所定労働時間を短縮することや、残業を減らし、浮いた残業代を処遇の改善に活用することなども選択肢として示しています。

ただ、どの程度の水準の賃上げを呼びかけるかについては、新興国経済の減速などで減益の見通しとなる企業が目立っていることも踏まえて、今後さらに検討を進めることにしています。

一方、連合は来年の春闘でことしに続いて２％程度を基準に賃上げの要求を掲げる方針で、
来年１月下旬に事実上スタートする労使交渉ではどの程度の水準の賃上げが実現するかが焦点となります。

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