ストレスの絶えない現代社会において、髪の毛のトラブルは男女を問わず起こっている。この度11月20日にファーマフーズが育毛活性ペプチド(HGP :Hair Growth Peptide)を特許出願し、株価が急上昇、2倍程度にまで高騰した。
今回はこのHGPに焦点をあて、果たして期待できるほどの成果がある物なのかどうか、今後更に成長が期待できるのかを分析したい。
2: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

こういう特殊な物質が発見され特許出願されると一気に株価が高騰、会社のパワーバランスがひっくり返ったりするが管理人はこれはマネーゲームだと思っている。
これから株価を下げ、元の適正価値に戻ると予想。
その理由を記事本文中で記載しようと思う。
Authored by 稼げるまとめ速報管理人
3: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

え、結構期待の新商品だからこそ、こんなに株価が上がっているんじゃないのかお?
育毛効果にかなり期待があるからここまで上昇したんだと思っていたお。
4: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

一応その可能性も考えて、色々と調べてみた。
今一番メジャーとなっている発毛剤「リアップ」に関してなのだが、こちらに含まれている「ミノキシジル」という成分、またCMで有名になっている「プロペシア」に含まれる「フィナステリド」が育毛には一番効果的と日本皮膚学界が認定している。
また、次世代の育毛技術として注目を集めているのが毛髪培養と言われる頭皮に成長ホルモンを投与することによって行う育毛のようだ。これには各研究機関が投資を行い、日本でも無毛マウスへの発毛実験に成功したとのことだった。
しかしながら未だ実験段階にあったり保険適用外であるため、非常に高額な医療費が必要となる。
中でも「HARG」と呼ばれる技術や「育毛メソセラピー」といった技術は非常に効果的で、かなりの成功例、症例数を上げているようだ。しかしながら、一度行えば完全に元通りというわけではなく、後々のメンテナンスもある程度必要なため、金銭的な問題から「リアップ」と「プロペシア」に頼る人が多いようだ。
そんな中、今回出てきた発毛促進ペプチドに関しては突然ぽっと沸いて出たような技術だ。
特許出願のpdfも読ませてもらったが、ヘアサイクル休止期にあるマウスの背部を除毛し、通常の餌を与えた群と、この餌にHGPを0.1%含めた群を比較している、とある。
図を見ていただければわかるように、確かに通常の餌を与えた群のほうが毛の生えそろいは遅いようだ。
しかしながらあくまで除毛した毛が生え揃っただけで、休止期が短くなったのかどうかの判定は難しい。
C57BL/6マウスについても調べてみたが、産総研のようにノックアウトマウスを使用しているわけではないので、本当に休止期にあった毛であるのかどうかの判定が出来ないのも判断に悩むところだ。
↓産総研のノックアウトマウスでの育毛実験
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120202/pr20120202.html
また血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の生成を有意に促すと記されてはいるが、どの程度有意なのかが記載されていなかった。(見落としているだけかもしれないのでご存知の方がいたら教えて頂きたい)
以下pdf資料だ。
http://www.pharmafoods.co.jp/news/141125.pdf
ファーマフーズからトピックスとして提出された情報も上記の一例しかないため、判断ができない。
http://www.pharmafoods.co.jp/news/141125.html
よって管理人としては今回の株価値上げは一時のブーム的な値上げで、今後確かな成果を連続して出してこない限り下がり続けると予想している。
(というか、何故上がったのかが理解できない。もしご存知の方がいらっしゃいましたら是非情報をお待ちしております。)
そんな感じなので、管理人的にはこちらの株を期待して買うのはオススメできないかな。
5: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

確かに・・・ちょっと色々みてみたけれど謎の点が多いお。
たったこれだけのマウス実験を見せられても、他の遺伝子治療と比べるとそこまで進んでいる技術とは思わないし・・・。
株ってのはほんと難しいおね。何故上がったのかまったくわからないお。
コメント
コメント一覧 (10)
新しいニュースでも独自に検証、収集のスピードにいつも驚きです。
メシの種バラしになってしまうかもしれませんが、よろしければ是非情報の集め方、勉強の仕方などの
記事もいつかお願いします
一時美容関連の株に注目した際、髪に関する項目もチェック、この分野、特に薄毛に関する悩みが化粧品、医薬品としても非常に大きな売上高をもっていることを、確認しました。
そこから株価と商品発売履歴などを関連付け、各論文、現在の状況などを、チェックしどのような製品が発売されたときに市場が強く反応するのか見極めます。
更に今後の見通しでは一番早く有力そうな毛髪培養研究が現在臨床試験のフェーズ2にあり、2017年度くらいまでは大きな動きがなさそうであること。
そして、そういった実験をやるからには何らかのアクションを起こし大規模な人への臨床試験を行うこと、資金提供を求めたりするといったことがわかりました。
また近年では薬学、成長因子側からのアプローチが強く、こういった栄養学よりなところから何かがぽっと出れる市場ではなかったはず。
上記理由によりこちらの研究内容を調査、何らかの理由により補助的に育毛を促進する作用があるのかもしれないが、証拠不十分な状況であると判断致しました(私が調査した限りです)。
無毛マウスにも発毛させる技術が研究中の中、この技術が特許申請されたからといって飛びつくのは管理人には理解しかねます。よってこちらの製品の将来性は微妙であると判断しています。
損切り(利確)できない人がまだいるみたいですね。
恐らく明日も下げるんだろうな。。。
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