
1: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
人類は、自らが生み出した「人工知能」に「参りました」と頭を下げるしかないのか。
2012年に故・米長邦雄・永世棋聖の「衝撃の敗北」から始まったプロ棋士vsコンピュータソフトの電王戦。昨年の第2回大会でも1勝3敗1持将棋(引き分け)と惨敗し、今年の第3回大会では1勝4敗と形勢は悪くなるばかりだ。
しかし、ただ一人、コンピュータ将棋の「進撃」を喜ぶかのような男がいた。不世出の天才棋士、羽生善治三冠(43、王位・王座・棋聖)である。作家の大崎善生氏が、その“喜び”の意味を解説する。…
勝ち負けから解明へ。
将棋の本質は何か。自分たちが戦っているのは本来は何を競うどういうゲームなのか。そもそも将棋の完全解明は可能なのか。その結論はどういうものなのか。彼のその発想が出発点だったんだと思う。
やがて将棋界には恐るべき革命が起こる。終盤力こそが勝負の分かれ目と考えられていた将棋が、やがて中盤の研究力が勝負になり、そしてついには序盤の感覚を鋭く問われるようになってきた。
誰が指しても同じことになると信じられてきた古来からの定跡さえも一手一手洗いなおされ、定跡や先入観そのものが解体されてしまいつつある。それは現実的に若手棋士を中心に今現在、将棋界で起こっていることなのである。
終盤から中盤へ、やがて序盤へ目が向けられること、それは間違いなく将棋の本質に向かっていることに違いないだろう。それを羽生の姿勢に呼応した次世代の若手棋士たちが死に物狂いで探求しているのが今の将棋界なのである。…
もっといえば将棋の初手は何が正しいのかということが理論的に突き詰められようとしているようにさえ感じる。そして、将棋におけるそれらの進展に、やはりコンピュータ将棋の登場が大きな影響を与えてきたのではないかと考えざるをえない。
電王戦後に発表された羽生の言葉は「今回見ていて、ソフトはめちゃくちゃ強いと思った。私が出るかどうかは谷川(浩司)(将棋連盟)会長に聞いて下さい」という、ワクワクしている気持ちを隠しきれないようなものであった。
相手が強くなればなるほど、将棋が難しくなればなるほど決まって羽生は嬉しそうに見える。ではなぜ羽生は強くなる一方のコンピュータに対して何も恐れないのか。それはあるインタヴューでの答えの中にある。
将棋がコンピュータによって完全解明されてしまったら、どうするんですか。という質問に、羽生はケラケラ笑いながらこう答えた。
「そのときは桂馬が横に飛ぶとかルールを少しだけ変えればいいんです」
その瞬間に将棋は新しい命を与えられ、なにもかもが一からやり直しになる。天才の視野にはそんなことさえ映っているのである。…
記事全文はこちら:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140424-00000019-pseven-life
引用URL:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140424-00000019-pseven-life
2: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

すごく天才的なことを言っていると思うお。
実際プログラマ的な視点からみたらどうだと思うお?
3: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

そうだな、過去の棋譜は全て使えなくなるので今までのパターン解析は無効になるし、最良手を解析するための時間もまた膨大なことになるだろう。
将棋に新しいルールを追加して、それが将棋として認められるかどうかは別として、コンピュータの弱点をよく知っている。
この方はエンジニアになっても超優秀な方だろうな。
4: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

やっぱりそうなのかお・・・。
この方やはり頭の作りが普通の人とは違うお。
相手の手を全て記憶したり天才の二つ名は伊達じゃないんだおね。
管理人:ステマをするつもりはないですが公文式とかをやっていた子供時代の教育も、この発想に役立っているかと思います。(計算速度と暗記力に効果絶大かと)
コメント
コメント一覧 (8)
なので1からのスタート対決なら勝ち目は非常に高いかと思います。
コメントする